6月16日

 いくつかのシーンの練習のあと、通し稽古を行いました。演出家からは、とりあえず思うままにやれとの指示でしたが、練習開始から2ヶ月半後の初めての通し稽古は、とりあえず最初から最後までやってみたという感じ。
 通し稽古をしたことで全体の流れがつかめはしたものの、
撮影したビデオを見てあまりに自分のイメージと違うことに愕然としたり、落ち込んだりしました。
 残りの練習期間で、「いかに見せられる形を作り上げていくか」、「『おもしろい』ってどうすればいいのか」、などのとてもたくさんの課題を、役者ひとりひとりがクリアしていかなくはなりません。また個々の演技だけではなく、全体を通してのまとまりについても考えされられました。
 でもまぁ、めげてるだけでは前に進めない。みんなで意見を出し合って、よいものを作っていきいたいと思います。(宮川)

*写真は左から小島、江刺、宮川、池野。宮川と池野の役柄は恋人同士という設定。相手との距離の取り方がなかなか難しい。(江平@管理人)

6月9日

 病を押して演出家が登場。
 全員が登場する場面をこの日は練習。個人の演技について注意しつつも、全体を見ての一言。「全員でそのシーンを引っ張っていくだけの勢いがない」と。個人で引っ張るだけではダメで、全員の協力が必要なのだがなかなかしっくりいかない。各人の持ち味も生かしつつ、引っ張っていくにはどうしたら良いのだろうと考える中、頭に響くのは「太陽にほえろ」のテーマ曲と七曲がり署の面々でした。(分からない人ごめんなさい)
 この日ちょっと周りを見てる余裕がなく、独り問答をくり返してました。結局そのまま時間が来てお開きとなってしまい、夜は家でW杯の日本初勝利を祝ってました。
 話は変わりますが今回ひょっとしたら自分が描いたキャラが劇中に出るかも知れません。お楽しみに。
 次回の稽古はいよいよ自分の出る場面。たまりにたまった、怨念魑魅魍魎が出てこないかなぁーと心配です。(松澤)

6月8日

 今日は演出が体調を崩してお休み。役者のみでの初めての稽古となりました。
 どうしたらそれぞれの場面を面白くできるか、アイデアを出し合いながら役者同士で意見交換を。生意気な口を聞くのはオイラの専売特許。若輩ながらもアレはどうだの、こうじゃないのと言い放題。自分の登場する場面でお返しされるのを心配しつつも、いろいろ言っちゃいました・・・。まあそんなに毒舌じゃないので大丈夫でしょ。(そう言ってる所からして怪しいと睨まれるんですが。これ読んだ人あまり変なイメージ持たないでね)
 あとこの日気になったのは、自然さ。演出家が要求する演技の自然さと、役者の自然な演技が必ず一致するのかいうと、そうでもなくなかなか難しいという点。不自然さなら簡単にできるのですが、いくら自然にやろうとしてもどこか粗が出てしまい上手く行かず。これが当面の課題と自分の中で思いつつ、この日はおしまいとなりました。(松澤)

6月2日

 本番に向けて、皆さんもっと気合いを入れるべきでしょう。(私も含め)そんなふうに考えさせる稽古内容でした。今後の稽古で、良い芝居を作るためにぶつかり合うと思いますが、めげないで頑張りましょう。(小島)

*写真は左から三品、ながとも、江刺、松澤、宮川、沢田。公演に向けての稽古が始まって早2ヶ月。台詞も頭に入り演技も形にはなってきたが、それにつれて演出家の要求も厳しくなっていく。(江平@管理人)

5月19日

 ようやく稽古の最初から最後まで役者が全員揃ったので、台本の初めから順番に最後まで稽古をした。
 今までは揃った役者でできるところを部分的に抜いて稽古していたので、全体の流れを見られなかった。全体を通して見ることができたことにより、やっぱり台本通り普通にやったのではつまらないというのが認識できたと思う。
 個々のシーンのネタはもちろん、次のシーンに繋がるネタ振りなども今後きちんと考えていかねばと思った。(江刺)

*写真は左から矢野、松澤、小島。初舞台の矢野は台詞は少ないが、舞台上にいる時間は長い重要な役どころ。(江平@管理人)

5月12日

 あたふたの新作の稽古に参加して、ほぼ1カ月・・・。「まだ」なのか?「もう」なのか?毎週のように顔を合せる仲間がいるって何となく楽しいと感じられる程、勝手に馴染んでます、わたしゃ。あ、噂によれば最年長だから、みんな気を使っているのだろうか?いや、池ちゃん以外(池ちゃんは宇宙人だからしょうがないか!)。
 今日はキャストが久しぶりに全員揃ったので、あらためての台本読み。昨夜も稽古後1時間限定ながら、盃を傾けながら談義を重ね、俄然やる気になったけど、その前に火曜日から3泊4日で香港み山ごもりの修行に出ちゃうもんね、わし。
 あ、ネタの仕込みって事で(笑)(三品)

*写真は5月11日のもの。左から三品、池野、宮川、ながとも。そろそろ脚本を手から離しての立ち稽古。まだ各人の台詞の入り具合に差がある。大体の意味は合ってるけど脚本とは全然違う台詞を喋っている者もいたり。(江平@管理人)

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