5月5日

 今日、ついに台本が完成し、最後のページまでもらうことができました。今日の稽古は、新しい部分の本読みと、それについての意見の交換で終わりました。最後まで台本が出てみると、新たにその人物の役割や存在の仕方がはっきりしてきました。自分に与えられた役の心をしっかりつかみたいです。(小島)

5月3日

 いよいよG.W後半戦の開始!前半戦の時もそうだったが、連休の初めは皆体力もあり顔も元気だ。普段の仕事のほうが体力的には疲れないのだろう…。
 皆、役に手探り状態で稽古をやっていくうちに答えが見つかっていったりする。演出の羽田野はばかげた演技や芝居をやれというが、そういう芝居にも感情の流れは必要で、役者は気が抜けない生き物なのである。(池野)

*写真は左からながとも、宮川、池野。池野は首に妙なものを着けているが、何を何のために着けているかはまだ秘密。(江平@管理人)

4月27日

脅威のG.Wの始まりです。集中強化週間です。
最終日まで体がもつかものすごく不安です。
ウォーミングアップ、バランス、発声の後、第一の難関の1分間走です。初日ということで45s×2本。1min×2本ではないところが演出家の優しさのようです。
立ち稽古では、早速台本を離している者、自然な演技とは?と暗中模索する者、ネタをつくりを励む者、と悲喜こもごもでした。
その中で演出より題名の案が出てきました。賛否両論があり、各自持ち帰り更に良い題名を出来たら持ってくることに。
何はともあれ皆さんG.Wを乗り切りましょう。(沢田)

*写真は4月29日のもの。左からながとも、池野、宮川、沢田。G.W中は一日の休みもなく稽古に励む。(江平@管理人)

4月21日

 外は雨。気分が憂鬱になるところだが、仲間に会うとやはり元気になる。
いつものように準備体操から始まった。何を隠そう私は身体が固く、柔軟体操のときはよく「固いなぁ・・・」と言いながら身体を伸ばし、そして気持ち良くなっている。それに対し、三品さんの身体は軟体動物のように柔らかい。身体が固いことを自覚している面々は、早速柔軟体操の仕方を指南してもらうことになった。芝居のためにも健康のためにも柔軟な身体を目指そう。継続は力なり!
 さて、台本読みに入る。
 今日のポイントのひとつは、物語の状況によって、それぞれの役者の立ち居振る舞いの違いを明確にし、演技すること。物語のある場面が自分の役にとっていかなる場なのか、また自分の役の体調や心境はどうなのかなど、状況設定に応じたセリフ回しや演技をしようと稽古した。
 最後に、役者同士で打ち合わせをした。
 セリフのかけあいをする者同士で台本の読み合わせをしたり、何人かで集まって台本から読み取れる物語の背景や登場人物の性格などを議論したりした。議論をすればするほど物語の解釈の幅が広がり、深みのあるキャラクターが生まれてきた。役者各々が頭の中を整理し、身体で表現する土壌をつくっていくのに有効な作業であったと思う。
 さてその成果は・・・次回G.Wの稽古が楽しみである!?(矢野)

*写真は(左)沢田タケシ(右)ながともるみこ。今回の公演では夫婦役の二人。(江平@管理人)

4月20日

いつもの基礎練習に加え、顔の動きのストレッチ。顔のあらゆるパーツをぎゅーと前方に引き寄せ、バーンという声とともにおもいきり開く。漫画でよくある、顔がゴム状にのびてまた戻るみたいなイメージです。
そのあと、45秒間その場で全力疾走×2回。最初の稽古のときよりは筋肉痛もなくなり、どうやらみんな稽古慣れ(?)してきたみたいです。

今日は、ついに配役が発表になりました!
希望通りの役に当たった人、希望通りでなかった人、意外な役になった人、色々ですが、さあ、これで本格的に公演に向けて再スタートです。当てられた役をどうやっていくのか。みんな台本を読み直し、演出家の意見を加味しつつ、芝居を解釈していきます。でも、ゆっくりしている暇はなし。すぐに立ち稽古です。
数回の読み合わせのあと、それぞれのメイン場面を集中特訓。演出家からは脚本にとらわれず、あらゆる可能性を考えた演技ができるようにとの指示が。でも台詞を読むのにいっぱいいっぱいの役者さんもいたかも(…私のこと)。

おもしろい個性をもった役者さんたちの演技がどうやってひとつにまとまっていくのか。これからが楽しみです。(宮川)

4月6日

 いよいよ始まりました。今年の芝居はどんなものになるか、気になるあなた。今年も「あたふた」してますよ、お楽しみに。

 さて、今日は稽古初日なんですがキャストは全員揃わず。
まずは身体をほぐす基礎練習。今回から進行役は僕になりました。(まだ見習いですが)慣れない事に苦戦しつつ、何とか終了。公演に向けてのミーティングに移ります。ミーティングの後は、早速台本を手にとって稽古開始。

 本読みからまず始まりましたが、一風変わった試みを。
まず台詞を読む人間と、その役の動きを担当するペアを作り、ワンシーンを演じます。当然台詞の読む早さと役者の動きは揃わず、ずれた形になります。読む側は演じる側の動きをみながら、自然になるよう努力し、動く側は読み手の速度にも気を付けつつ、不自然にならぬよう演じます。それぞれの立場を理解し、ペアを解散。今度は普通に読みながら一人で役を演じます。人によって台詞に集中し過ぎたり、動きが単調になったりと先程二つをあわせていたものとは違う結果になりました。役を演じる際には台詞使いと動きどちらもおろそかにはできないと改めて痛感。初歩的かもしれませんが、ハッキリと自分の中で理解できる機会となりました。

 明日の稽古ではそうならないよう気をつけねばと思ったところで今日は終り。今日参加したみなさん、明日は筋肉痛で悩む事はないでしょう。筋肉痛は二日目に来るはずだから・・・。(松澤)

*写真は4月7日のもの。(左)小島みのり(右)池野智。この日のミーティングでは公演の予算などが議題。今までより少し大きな劇場での公演となるため、予算規模も一回り大きい。「ハコだけが大きくなった」と言われないよう、内容もワンランクアップを目指したいところだ。(江平@管理人)

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