4月30日

 先週から稽古に参加し、今日で3回目。
今回共演する役者の皆さんは、とてもおとなしい感じがする。あの池ちゃんですら!そう感じる。
(とは言っても、東京あたふた参加は2回目であるが・・・)
前回の参加から変わらないものと言えば、
ブリッジした時の池ちゃんの“あの顔”かな・・・。
(あれは、なかなか慣れるものではない)
私は?といえば、相変わらずである。
TAIRA氏に至っては、『また、やらかした!』とか『先が思いやられる!』などと言っている。
しかし、なんだかんだ言ってもやっぱりどこか“変な人”たちばかりが集ったことに違いは無い。
楽しい芝居になりそうである。
まぁ、私的に一味違った岩井をお客さんにお見せできればと思っている。
今回もまた、やらかしちゃいますか!(岩井)

 *「池ちゃん」は池野を指す。「ブリッジした時については1999年2月27日の日誌を参照。この訓練時の池野の顔は、他にたとえようのないものとしてあたふた参加者には有名。写真は(左)松澤、(右)岩井。(江平@管理人)

4月22日

 昨日に引き続き岩井氏が登場、JACK、松の字も姿を現して全出演者が初めて一堂に会した。
岩井氏は初顔合わせのJACKを相手に早速やらかし始めた。
この調子だと、非常に楽しくますます先の思いやられる稽古風景が展開してゆくのであろう。
わたしは自分を見失うことのないように、
体に気を付けてがんばっていこうと心新たにした一日であった。(TAIRA)

 *岩井氏は4月始めに別の劇団の公演に参加していたため、今回の公演では今週が稽古初参加となった。「JACK」は江刺、「松の字」は松澤を指す。二人とも岩井氏とは初共演。写真は(左)小島、(右)高崎。(江平@管理人)

4月14日

 室内にこもって稽古しているのがもったいないくらい暖かで気持ちのよい土曜日。

 早速、しょっぱなから私と池野のシーンの練習になる。しばらくは平日練習はしないとのことだったが、実は先週の練習に不安を感じた私と池野は、こっそり平日に練習していたのだ。
 自主練をした成果を演出の羽田野に見せる。結果は・・・。思っていた以上に、たくさんの指摘を受ける。あいたたっ・・・。羽田野や他の役者から指摘を受けながら、稽古は進行していく。
 池野はヒモ風(自分は働かずに食べさせてもらっている男の人!?)、私は水商売の女の人風などなど、いろいろな設定でやってみる。もちろん実際に本番でやる・・・というわけではないが、いろいろな設定で演じてみることで、演技に幅がでてくる。最後に、特別な設定なしで通してみたら、最初に見せたものとだいぶ違ったものになっていた。

 芝居をやっていて、今が一番辛い時期だなーと思う。小さな取っ掛かりを探しては、大きく膨らましていく。だめならば、それを捨ててまた違う取っ掛かりを探さなくてはならない。常識にとらわれていれば、そこから抜け出せない。見ている人が、はっとするような発想の転換が求められるのだ。
 ああ、なんかわたし達って険しい崖を登るロッククライマーみたいだな・・・。でも、そんなぎりぎりなところが、苦しかったり、つらかったり、でも楽しかったり、感動したりできるんだろうな。

 稽古は始まったばかり。これからこの芝居をどう膨らませていけるのか、我々の頑張りどころであります!(太田尾)

 *写真は翌日4月15日のもの。(左)太田尾(右)池野。他の場面の練習中に廊下で自主練を重ねる。(江平@管理人)

2001年4月1日

4月に入って初めての稽古。
今月から本番に向けての本格練習になった。
そして、今回はいよいよ役が決まる大切な日でもあった。

演出家に言われるがままに、役者たちは、
それぞれの役を回し読みした。
役者によっては、同じ役を続けて読んだり、
読んでみてと言われない役があったりと、かなりドキドキとした
練習になった。

そしてついに、キャスティング。
演出家は、かなり悩んで決めたそうだが、
「やっぱりね。」という結果だったという役者もちらほら。
何はともあれ、役も決まり、これからが本腰。
決意を新たに、本番へむかっていくあたふたメンバーたちであった。(池野)

 *役者にとっては一大事のキャスティングも桜満開の日曜日にめでたく決定。これからの4ヶ月半、どう芝居が具体的に組み上がっていくのか楽しみだ。(江平@管理人)

直前のワークショップ日誌へ                 この次の日誌へ

 ここは劇団東京あたふたのOriginal Web Site「Tokyo Atafter」です。

[ABOUT US] [NEWS] [HISTORY] [MEMBERS] [GUESTS] [DIARY] [LINKS] [LIBRARY] [UP DATES] [GUEST BOOK]