6月15日

 今週の稽古で出演者が全員揃い、その場でキャスティングも決まり、ようやくスタート地点についたという感じです。
 ということで、今回参加してくれることになった女優の平戸さんは、私(江刺)の演劇関連竹馬の友でございます。あれは、かれこれ10数年前、参宮橋にあるスタジオでの劇団員募集説明会で一緒になって以来の付き合いです。今回、5,6年ぶりに一緒の舞台に立つため、年とってレベルが落ちたと笑われないように真剣に基礎錬をやったのでとても疲れました。軽く読み合わせをしただけでしたので、次回からの練習が楽しみです。
 あと、病人、怪我人が多発しております。みなさま、いい年なので気をつけましょう。(江刺)

*なかなか決まらなかった出演者の最後の一人も無事決定。ついに平均年齢30歳以上という高年齢な顔ぶれ。舞台では年齢にしては良く動く体と、年相応の深みと技のある芝居をお見せしたい。(江平@管理人)

6月1日

 肉体訓練メニューの一つ「マリオネット」。操り人形になったつもりで演出家の指示通りに吊るされている状態を体現するのだ。今回私は特等席でみんなの吊られっぷりを見学。
 そう言えば操り人形って糸で引っ張られた部分以外は重力に身を任せているハズ。そう、奴は昔からそうだった。今回重力が感じられる人と余計な部位まで引っ張られてる人を
見比べることで、自分がいかにイケてない吊られ方をしてきたかを思い知らされた。
 その後稽古終了まで男優戦隊は先週決定した配役で、配役未決の私は女二役で数回の読み合わせ。最後の回では劇団いたち隊の看板俳優・上野氏&榎本嬢コンビを強制的にゲストに迎え、その日の集大成のお披露目。
 私は終始特等席に着席し男優戦隊の読み合わせを見ながら(そう、見る物なのだ!)の参加だったが、会話がスムーズな時や動きに登場人物の意思が伴っている時と、そうで無い時の空気の違いを比較することが出来た。
 にしても・・読み合わせだよな?特等席に座り残りの稽古日数を指折り数えて、「立ち稽古」と呼ばれるものになった時にはどうなっちゃうんだ?(私は無事か?)とドキドキしていたことはナイショ♪

★台詞から学ぶ標準語「おみやげ」★
「お↑み→や→げ」と一気に駆け上がりそのまま突っ走る様に発音すべし。
折角頂いた物を地面に叩きつけるが如く「お↑み→や↓げ」では、買ってきてくれた方へ失礼と言うモノ。何にせよ物を貰うのは嬉しきこと♪御土産を天高く掲げて素直に喜ぶイメージで発音すべし。(大澤)

*大澤は肉体訓練中にひざを負傷してしまったため、その後は椅子に座っての参加。11月の公演参加には支障がないが、完治までの間は無理せず養生しながら稽古することに。準備運動もしっかりやり、いつもより調子も良かったとのこと。不調の時よりそんな時にこそ事故は起きるものか?気をつけよう。写真は左から江刺、TAIRA、Qui-Ta。(江平@管理人)

5月25日

 今月から本公演に向けた本格的な稽古に入っているのですが、早いもので最終週になってしまいました。
 この日は、矢野が演出の羽田野より発声の指導を受けてお
りました。(写真)いかに客席に声を届けることができるか、基本的なことですがなかなか難しいことなんですね。
 さて、今日は重大な発表がありました。なんと、男性陣の配役が決まってしまったのです。"こんなに早くに!"と思いましたが、まだまだ全体像が見えない話とともに、これから芝居がどう形作られるか楽しみになります。(浜崎)

*浜崎は今回初めて東京あたふたに制作スタッフとして参加。脚本の木村が今年3月に旗揚げした「mingle with the common man」でも制作を担当していたところをスカウトされた。写真は左から矢野、羽田野。撮影も浜崎。(江平@管理人)

5月18日

 『赤い薬』以来の舞台復帰となるため、3年ぶりに稽古に出るQui-ta。
 リハビリを兼ねて別メニューでの調整を予定していたが、有無を言わさず皆と同じメニューを課せられる。
 練習途中から筋肉痛が始まり、太股の痛みに耐えながら帰途に着く。
 
 彼はこの時、これからの1週間、筋肉痛に悩まされ続けることをまだ知らない。ましてや、翌週も翌々週も筋肉痛で苦しみ続けることなど、知る由もない・・・。(Qui-Ta)

*出演が決まって以来自宅で筋トレを続けてきたと豪語していたQui-Taだが、ブランクは予想以上に大きかったようだ。だが脚本を持っての稽古に入るとその粘りのある(?)芝居センスの健在ぶりを見せた。写真は左から羽田野、矢野、Qui-Ta。(江平@管理人)

2003年5月10日

テレビならぬ台本がきた日である。
私が台本をもらうのは2年ぶりのこと。
まだ10云頁ではあるがまあまあおもしろそうなことが書かれている
ような気がした。
出演者は幾名か決定しているのだがきょうは私を含め2人だけである。
今公演は役者のうごきが激しいらしく
(ト書きにそのような行は一切ないのだが)
○ャラメル○ック○ばりの肉体改造を行っていくことになった。
どんな訓練をしたのかを安易に明かすことはできないが、
筋肉痛が翌日どころか直後にきたとだけ記しておこう。(TAIRA)

*第8回公演『タライの中の水』に向けての稽古初日。あいにく参加者は少なかったが、その分肉体訓練がみっちりと行われたようだ。(江平@管理人)

直前のワークショップ日誌へ                 この次の日誌へ

ここは劇団東京あたふたのOriginal Web Site「Tokyo Atafter」です。

[ABOUT US] [NEWS] [HISTORY] [MEMBERS] [GUESTS] [DIARY] [LINKS] 
[LIBRARY] [UP DATES] [GUEST BOOK]