5月27日

5月27日日曜日。晴れ。
諸事情により遅刻した私は、伏し目がちにWS会場へ入った。
「すいません、遅れまし・・・・た?」

目に入った光景、何か違う。

(・・・人数多っっっ!!!!)

ここ最近のあたふたのWSって,参加者3〜4人が常だったもので。
いやいや面食らいました。
その日その部屋には、参加者8名。演出・脚本入れて10名。
二桁もいたんです二桁!!・・・すげぇ!!
なんですか・・・人数多いってだけでちょっぴりテンションがあがってしまうのは何でなんでしょね。

でも、今回のWSのメニューには、みんなとコミュニケーションをとるようなゲームとか、 エチュードとかはありませんでした。
で、何をしたかと言えば。

肉練!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

一分間全力でモモ上げです。ひぃ。
一分間て、当然ながら60秒です。60数えてれば終わりジャン、なんて思ってたけど、甘かった。
ただモモ上げをし続けるわけじゃなく、その間にいろいろ指令が出るんですね。
「ジャンプ!」
「3回回ってワン!」
「腕立て伏せ1回!」
指令をこなし、すぐにモモ上げに戻らなければならない。

だんだん反応鈍くなっていく自分。
40秒を過ぎたくらいからもう、限界が。
目の端に写っている、Qui-taさんの方がなぜか反応が早いし。
おかしい!おいら、20代なのに!!

・・・一分間終了したとき、私は床に撃沈しました。
ええと・・・体力づくりもしないとまずそうです。

というわけで、肉練の衝撃が大きすぎて、ほかのメニューは覚えていません(・・・おい)。
・・・ってのは嘘ですが、めんどいので割愛します(・・・こら)。

最後に、参加メンバーで、今回の脚本を読みました。
好きか嫌いかで言ったら、かなり好みです。
これから掘り下げていくことで、どんどん印象は変わっていくと思うけど。
今回は、前回公演に参加した経験を活かして稽古に臨みたいと思います。
・・・苦しむとは思いますが。(さとう)

*「さとうさん、下の4/30の日誌を見ると、その日だって沢山いるよ!参加者7名だったよ!」と、一応フォローしておきます。私はこの日は都合がつかず出席できなかったので、何人かの初参加の方にお会い出来ず、写真も撮れずで残念でした。
 '07ワークショップ日誌は今回で最終回。次回からは第11回公演「ナツヤスミ・ニ・テン・ゼロ」の稽古日誌が始まります。果たしてさとうにどんな苦しみが襲いかかるのか!?お楽しみに!(江平@管理人)

     

4月30日

 

ワークショップ超久々参加の太田尾です。
今日のメニューは、「ヨガ」「発声」「演技」の三本立。中でも初体験のヨガは開眼!というくらいに新鮮でセンセーショナル。一般的なストレッチより緩やかですが、やっていくうちに体が温まり滞っていた血液が流れるような気持ち良さ!(*^_^*)快感〜!
体がほぐれたところで呼吸法・発声。
演技はエチュードやゲーム。今日初参加の方々も緊張しながらも一生懸命取り組んでいました。
しかし自分と一廻りも違うんだなぁ…。時代の流れを感じます。(-_-;)
今日は木村氏の脚本が完成したので通して読みました。ほぼ初見での読みはいっぱいいっぱいで、思うように表現出来ないもどかしさも感じました。脚本は言葉の奥に色々な想いが潜んでいるのを感じたので、これから読み込んでイメージをふくらませていく作業は楽しみです。(太田尾)

*初参加やお久しぶりの皆さんで賑やかだったこの日。左の写真は、二人組で背中合わせになり、体重をかけ合ってV字形になるゲーム(こちらに顔を向けているのが太田尾)。右は、輪になってタオルで作ったボールを一つずつ持ち、「せーの」で隣の人に回していくゲーム。どちらのゲームも、集中力と、他人を信頼して呼吸を合わせることが必要。(江平@管理人)

     

2007年4月8日

 昨年8月の『火焚ノ娘』以来、随分のんびりしてしまいました。(とは言っても何もしていなかった訳ではなく、脚本家に脚本を依頼したり、その内容についてミーティングしたり、進捗状況をチェックしたりしていたのですが。)
 暖かくなってきたし、そろそろ。ということで、まずはワークショップ第1回。初めての方もいらして、ちょっと緊張気味の稽古場でした。

 まずは僭越ながら私が音頭をとって体操です。
 昨年までは「ヨガ」と称して、以前私が通っていた「リラックス系ヨガ」のメニューをそのまま紹介していたのですが、芝居の稽古の基礎訓練、ウォーミングアップとしては、それだけだとちょっと体がリラックスし過ぎな感じがありました。そこで今日は、今私が通っている別の教室で教えてもらった、なまった体の目を覚まし、ストレッチしつつ筋力や持久力・バランス感覚を鍛えるような、少しアクティブな動きも取り入れてやってみることにしました。

 思えば大学時代には、肉体訓練だけでも、柔軟運動→ランニング→スクワット→筋トレ→重心移動→緊張弛緩→呼吸法→発声練習と、毎日時間を掛けていました。それまで運動部に所属したことのなかった私にはなかなか新鮮な日々でしたが、私のような運動音痴でも、肉体に関する最低限の感受性は訓練によって獲得できるのだと実感した経験でした。
 今は皆集まっての稽古時間が限られるので同じようには出来ませんが、「自分や相手の体に対する感受性」を大切にする精神は忘れないでいたいと思っています。仕事も忙しい中で難しいことではありますが、稽古場で出来ない分は日常生活で補いたいところです。この日行ったメニューも、一つでも自宅に持ち帰り、日頃の自己メンテに生かしてもらえればと紹介しました。

 暖まった体が冷えない内に呼吸法、発声練習と進んだ後、エチュードをいくつか。初めて参加した方は肉体訓練の間もやや緊張気味でしたが、エチュードとなるとそんな余裕も無くなり、やっと人となりが見えてきます。
 上の写真は、車でドライブする4人のエチュード。4人の人間関係の序列が決まっていて、「1番偉い人は2番目に偉い人と話せる」「2番目に偉い人は1番目に偉い人と3番目に偉い人と話せる」というように隣り合う序列の人とだけ話せるルールです。最初は恐る恐るだった4人ですが、だんだん関係性がはっきりしてきて芝居が波に乗って来ると、見ている方も楽しくなってきます。

 最後に次回公演の脚本を出来上がったところまで本読みし、初めての方に劇団についてのガイダンスを行って終わりました。脚本はまだまだ起承転結のうち「承の始め」といった感じ。これからどう物語が広がっていって、そして収束していくのか、脚本家・木村史子のお手並み拝見といったところです。

 終了後は久しぶりに劇団旗揚げの頃からの付き合いの居酒屋へ。店長さんは、ここのところ仕事を頑張っていて芝居に参加していない役者のことも覚えていてくれ、うれしくなりました。
 結成から12年が過ぎ、まさに光陰矢の如しといった日々の暮らし。変わったものもあり、変わらないものもあり。どちらも受容しつつ、更に実りある歳を経ていきたいと思う今日この頃です。(エヒラ@管理人)

ここは劇団東京あたふたのOriginal Web Site「Tokyo Atafter」です。

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